通勤時の居眠り効果 2

大都市のサラリーマンの通勤時間は、片道だけでなんと平均1時間半といわれています。


最近は新幹線を使って福島や静岡、新潟あたりから東京へ通勤している人も増えているようです。


平均値でいっても往復3時間ですから、これに勤務時間や残業時間その他をプラスすると計13時間。


帰って食事をしたりお風呂に入ったりテレビを見たり、私用を片づけたりしているうちに、睡眠時間はどんどん削られていきます。


・・・こうなると、睡眠不足をどこかで補わないと、健康は維持できません。


そこで電車の中で居眠り、ということになるようです。


居眠りは浅い眠りで、本格的な睡眠ではありません。


でも、私たちの脳や体にとって電車の中での浅い居眠りはめざましい休息効果を示します。


通勤時間を有効に使って睡眠不足を補うことを、ぜひすすめたいと思います。


これは羽毛 布団 通販をしている会社でもすすめられていることなのです。

通勤時の居眠り効果

前回紹介したような例は、日本人の働きすぎに驚いているわけではなく、東京の治安のよさというか、人々の無防備さというか、そこらあたりに驚いたようです。


実際、パリやニューヨークの地下鉄に乗っていて居眠りするのは自殺行為に等しいものです。


ところで電車の中で日本人が居眠りするのは、単純に治安がよいという理由からだけでしょうか。


どうもそうではなさそうです。


やはり大半の人たちは働きすぎというか、疲れがたまって居眠りするのだと思われます。


また、日本人が電車の中ですぐウトウトするのはビタミンBが足りないからだともいわれていますが・・・


これも結局"疲労による居眠り"説を裏付けるものです。


夜、羽毛 ふとんでぐっすり眠っているはずなのに、それでも睡眠時間が足りてないように感じる人は多いのではないでしょうか。

快眠への近道

1日が始まる朝、しっかり食べてしっかり栄養を摂取するのは、眠気を吹き飛ばして脳の活動レベルを高めるのにも役立ちます。


でも、これまで夕食偏重の生活を続けてきた人に、急に明日から朝食をしっかり食べろといっても、なかなか思うように食べられるものではありません。


朝食重点型の食生活に変えていくには、夕食偏重の習慣を徐々にあらためていくことが必要です。


夕食を減らしていけば、自然に朝食はおいしく食べられるようになるはずです。


栄養学的には、朝と昼と夜のウェイトが3対3対4になるのがいいといわれています。


この比重の置き方で規則正しい食生活のリズムを取り戻せば、羽毛 フトンでの睡眠のリズムも自然に整ってくることでしょう。


さて、欧米人が東京に来てまず驚くのは、電車の中で居眠りしている人が多いことだそうです。


私の知り合いのフランスのカメラマンがサラリーマンやOLの居眠り姿をカメラにおさめ、帰国後にパリで写真展を開いたほどですから、かなり驚きの目で受け止めているのは確かなようです。

精神病と不眠の関係 5

今回の中川一郎氏の死は、その2日後に本当は心筋梗塞でなくて自殺による死だったことが判明しました。


遺族の方々の配慮や政治的配慮があってのことでしょうが事件はニ重のショックとなって、また新聞雑誌をにぎわすこととなりました。


この中川氏は総裁選の後から不眠を度々訴え主治医から睡眠薬の投与を受けていたようです。


その後の報道によれば12月末にも自殺未遂があったとされています。


この経過から推測して中川氏はうつ病になっていた可能性が非常に高いと思われます。


外見はかなり豪放にみえる方ですが、非常に繊細な神経の方であったということですし、総裁選の疲れやその後のいろんな問題が多かったことは想像されます。


本来の躁うつ病ということは考えにくいかと思われますが、うつ病になりやすい時期(初老期)に、いろいろと心因が加わって反応性のうつ病となることも充分に考えられます。


いずれにしてももっと早期にうつ病に対する治療をしていれば、この有能な政治家を失うことはなかったと思われ残念でなりません。


この中川氏の例にみられるように、不眠はうつ病の患者さんの90%以上にみられる代表的な症状です。


これは東洋羽毛工業による調査でも明らかになっています。


精神病と不眠の関係 4

このK.Aさんの場合は、一人で下宿しているうちに、だんだん生活が不規則になって、学校へも行かなくなってしまったのです。


都会に出て一人で羽毛 布団で寝て、生活している場合には、このような病気になっても、長い間誰も気づかないことがあります。


このように精神的障害に気付くのは家族、友人、会社の同僚など身近な人たちです(身近な人の素人判断は正しい場合が多い)。


都会で一人で生活している人はできるだけ家族や親しい人たちと連絡をとり、一人きりになる状態をつくらないことです。


58年1月、政治家、中川一郎氏が亡くなり、死因は「心筋梗塞」と発表されました。


こういう急死事件が新聞や週刊誌で報道されますと(以前の大平総理の死亡の時もそうでしたが)病院や診療所は急にいそがしくなります。


特に循環器を専門にしている医師のところへは


「この頃時々左胸部が痛くなります」


「階段を昇ると息切れがします」


「太り気味で心臓が心配です」


・・・といった方達が大勢おしかけて、「心電図をとって下さい」ということになります。

精神病と不眠の関係 3

予備校へ行かなくなった原因をたずねても、特別の理由やきっかけがあるわけでもなさそうです。


しかしよくたずねてみると、外に出るといつも誰かに監視されているようで、危害を加えられるような気がして、部屋に閉じこもっていることが多くなった、といいます。


最初に診察した時点では、入院治療のほうがよさそうにも思えましたが、家族の希望もあって、外来で抗精神病薬を中心とした治療を開始しました。


今までにまったく治療を受けなかったせいもあって、投薬の効果は著明で、1ヶ月の間に顔つきも明るくなって、食事もとり夜間もぐっすり眠れるようになりました。


このように、日常生活にはあまり支障がないくらいになったのですが、意欲の低下はなかなか改善されません。


本人は、予備校に行ってもう一度大学を受験します、と言いはするものの、家ではまったく勉強もせず、昼間も羽根 布団 通販でゴロゴロしている状況でした。


家族や私が、もっとしっかりと勉強をしなければいけないと言うと、怒り出してしまうこともありました。


治療を開始して6ヶ月位すぎた頃に、本人が予備校へまた行きたい、と言い出しました。


東京に出て、一人で下宿するのはちょっと無理に思えましたので、実家から通学出来る予備校に通うことになりました。


まだ意欲は充分ではないのですが、将来は自分の得意な英語をいかした仕事をしたい、といっています。

精神病と不眠の関係 2

少しずつ病状が進行しているようですので、また近いうちに幻覚や妄想とともに、不眠症が出現してくる可能性があります。


次の症例は、分裂病の症例。


K.Aさん(21歳)男性予備校生です。


K.Aさんは、高校卒業後大学入試に失敗し、浪人して東京で予備校に通っていました。


夏頃までは予備校に並日通に行っていたらしいのですが、9月になってから、だんだん予備校を休むようになったようです。


家族は地方にいるので、本人の状態がまったくわからなかったとのことですが、10月頃に、用事で上京した母親が荒れ放題の下宿の部屋で、パジャマのまま昼間から羽毛 掛け 布団の上でゴロゴロしている息子を発見して、びっくりしてしまいました。


高校までは病気もせず、成績もまずまずだった息子が、髪の毛はのび放題、着ているものもうす汚れていて、すっかりやっれはててしまっていたのですから、びっくりするのが当然です。


早速実家に連れかえって、その後私の診療所を両親と共に受診されました。


診察室に入ってくると、すぐにこれはノイローゼやうつ病のような状態ではなく、分裂病であることが推察されました。


顔は表情に乏しく、質問に対する答は簡単にはしますが、自分から悩みなどを訴えることはありませんでした。

精神病と不眠の関係

今日は精神分裂症のある男性の不眠の症例を書いていきます。


彼は、夜間静かになると、幻聴がはっきりしてきて、イライラするために高級 羽毛 布団の中でさえもなかなか寝つけないとのことでした。


そこで早速強力な精神安定剤(抗精神薬)と、入眠をよくするために睡眠薬を投与しました。


この患者さんは腎炎の既往があり、現在でも蛋白尿がみられますので、あまり多量の投薬は出来ません。


しかし服薬を開始して、1週間位で睡眠は充分にとれるようになり、幻聴も、1ヶ月間の服薬でほとんど気にかからないところまでとれてきました。


この患者さんの場合は、精神症状が落着いた時点では睡眠薬の必要もなくなりました。


その後少量の抗精神薬を続けていますが、最近少し気力がなくなってきて、会社へ出勤するのがおっくうになってきた、と言っています。


診察をすると軽い感情の鈍麻があり、やや自発性の減退が認められます。


現在自発性をだすような薬を使っていますが、家族の話では、時々イライラして怒りっぽくなる、ということです。


この方の病気は、分裂病の3つのタイプの中のどれにあてはまるか、むずかしいところですが、発病年齢が比較的高いため、今までのところは何とか会社勤めも続いています。

イルカは左右の脳を半分ずつ眠る

睡眠を研究している私たちの仲間の間でも、ときどき睡眠不用論がでます。


そのなかで面白い話がでました。


私たちの脳は左右一つずつあるから片方ずつ交代で羽根 布団で眠れば、眠らないで研究ができるというのです。


この考えは必ずしも荒唐無稽のことではありません。


もう既に実行している動物がいます。


人間の次に利口だといわれているイルカです。


片目をあけて眠るということは昔から知られていましたが、最近モスクワの科学者たちによって脳波を記録して脳が半分ずつ交代で眠っていることが報告されました。


黒海でとれたイルカを5×5×1.2メートルの水槽のなかで自由に泳がせておきます。


2ケ月の間このタンクに馴らしてから、頭に電極を植え込んで72時間連続ポリグラフ記録をとりました。


すると左右の脳が交代で眠るのが9頭のうち6頭にみられたといいます。


イルカは魚のように海にすんでいるけれども哺乳動物ですから、ときどき水面に出て呼吸をしなくてはなりません。


海には波があるからうまく波の静かな瞬間をねらわないと呼吸ができません。


それにはどうしても起きていることが必要です。


眠っていたのではうまくいきません。


イルカはこのむずかしい問題を、脳を半分ずつ眠らせることで解決したわけです。


ふつうの哺乳動物は眠るとき左右の脳が一緒に眠りますが、イルカはどちらか一方を1時間ぐらい眠らせ、片側の脳を起こしておきます。


これを交互に繰り返しているのです。


こうして呼吸に必要な注意力を一日中保つことができるのです。


イルカの左右の脳が交互に眠るしくみがわかると、人間にも応用できるようになるかもしれませんね。

睡眠の短縮限界 2

エジソンは24時間中に4、5時間以上眠る必要を感じたことはなかったといっています。


しかし、毎晩よく眠る人もいます。


アインシュタインは睡眠時間が長い人として知られています。


睡眠時間は個人差が大きいのです。


100人のうち10人くらいはショート・スリーパー(6時間以下)あるいはロング・スリーパー(9時間以上)です。


したがって何時間眠ればよいかという疑問に答えるためには別の見方が必要でしょう。


睡眠を何時間まで短縮できるか、夜間睡眠をどこまで減らしても日中の仕事に差支えがないかを見るための睡眠短縮実験が行われています。


たとえば、日常8時間の睡眠をとっていた人たちを急激に5時間半に短縮して8週間観察したところ・・・


羽毛 布団 通販の仕事の効率は落ちなかったのですが、4時間にするとミスが多くなったといいます。


その他の成績も似た結果で、普通の人が日中の仕事に影響を与えない睡眠時間は5、6時間という線が出ています。