正常な睡眠時間はどのくらい?
体質的な個人差があるため、一概に何時間眠ればいいという基準はありません。
要は、日中すっきりと起きていられて、疲労感がなくさわやかに過ごすことができれば、それがその人にとっての適切な睡眠時間といえます。
日本在住成人の調査では、睡眠が充足していると答えた人では、6~7時間がもっとも多く、次いで7~8時間となっています。
一方、睡眠が充足していないと答えた人では5~6時間がもっとも多く、次いで6~7時間です。
つまり、成人の場合、およそ7時間が睡眠充足の目安になり、6時間を割ると睡眠不足を感じる、ということができます。
個人に必要とされる睡眠時間にはおよその目安がありますが、きちんと羽毛 布団で熟睡できる時間は、何時間眠ろうという意志や意気込みで決まるわけでなく、脳の睡眠中枢が、意識しないところで調節しています。
睡眠時間の短い日が続くと、それを補うため脳の睡眠中枢は長い睡眠を要求するようになります。
人間でも、日の長さと関係し秋から冬にかけて睡眠が長くなり、春から夏にかけて短くなることがわかっています。
これは、クマなどが、秋から冬にかけてたくさん食べ、冬眠するのとよく似た機構が人間にもあるためと考えられています。