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2010年08月 アーカイブ

睡眠のリズム

こんにちは。


このブログでは、生理学の目線から睡眠についていろいろ考えていきたいと思います。


どうぞ定期的にご覧くださいませ。


ヒトのサーカディアン・リズムは、地下の洞窟のなかで暮させて外界の時間の手がかりを与えられないようにしても、睡眠や体温などの生活機能は二五時間に近い一定の周期をもったリズムが存在します。


このように明暗などの環境の周期的変化がなくても存続するものを内因性のリズムといいます。


このリズムを発生する機構、すなわち体内時計はどこに存在するのでしょうか。


今世紀の初め頃、多くの医師が第三脳室の前端部と視交叉のところの脳腫瘍によって睡眠障害が起こることを認めていました。


この部位の脳腫瘍は早期に睡眠障害を起こしてくるのが特長です。


脳のその他の部位の腫瘍では末期になって、脳圧が高くなると嗜眠状態が起こってきます。


また、第三脳室の脳腫瘍の患者は一日に何回も眠りますが、容易に覚醒さすことができるので正常の睡眠と殆ど区別できません。


丁度サーカディアン・リズムが消失した状態と似ています。

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